フルマラソン用のシューズに「ナイキ ペガサスターボ2」を選んだサブ4ランナーのヒガダイです。
サブ4ランナーの私(2020年1月現在)がフルマラソンのシューズに求めているのは「軽さとクッション性」!
ここ最近の悩みなんですけど、フルマラソンを走っているとですね、ハーフを過ぎたあたりから足の裏や足首あたりが痛くなることが多かったんです。
着地の衝撃で脚にダメージがたまるような感じ。
なので、後半はついつい脚が止まってしまうことが増えていました。
まぁ、一番の原因は練習不足なんですけどね・・・。
そんな練習不足の私でも、後半の失速をできるかぎり抑えて、フルマラソンを気持ちよく完走するためにはシューズの力を借りようかなと、新たなシューズ探しを開始。
ペガサスターボ2はそんな私の悩みを解決してくれる「軽さとクッション性」を持っているようなので、思いっきて試してみることにしました。
早速、2019年12月に参加したNAHAマラソンで使用したので、その使用感など感想まとめです。
練習におすすめ、ナイキ ズーム ライバル フライ!
結論、サブ4ランナーのフルマラソンシューズに最適!
いきなりですが、サブ4ランナーの私の結論!
サブ4ランナーのフルマラソンシューズとして充分!クッション性と軽さのおかげで、脚のダメージが大幅に軽減。最後まで大きな崩れなし!
スタートしてからゴールするまで、着地の衝撃で脚や足の裏(足底)が痛くなるということがなかった!
ペガサスターボ2を使用する前は「アディダス アディゼロジャパン3」を2年くらいフルマラソンのレースシューズに使っていました。
アディゼロジャパン3は私の走り方に合わなかったのか、フルマラソン後半になると足の裏や足首が辛くなることが多かったです。
今回ペガサスターボ2に変えての初のフルマラソンでしたが、そういう痛みはでませんでした。
ペガサスターボ2の柔らかいクッションと適度な安定感のおかげで、最初から最後まで大きく崩れることなく、淡々と脚を運ぶことができました。
ペガサスターボはエリートランナーの練習用シューズという位置づけのようですが、私のようなサブ4ランナーにはフルマラソンレース用シューズとして充分使えます。
マラソンの靴選びは本当に大事と、改めて感じさせてくれた一足!
反発力が予想以上、ペースダウンなし
前述のとおり、私がペガサスターボ2に求めたのは「軽さとクッション性」。
しかし、この靴反発力もすごいです。
私が反発力を期待していなかったというか、求めていなかったせいで余計にそう感じるのかもしれませんが、予想外に反発してくれました。
アディダス アディゼロジャパン3で初めてブーストフォームを体験したときよりも、さらに反発力を感じました。
店頭でペガサスターボ2を試着したときは、サイズと履き心地を確かめただけだったので、軽くて柔らかいシューズだなという印象くらいで、反発するという感じはなかったです。
しかし、実際履いて走ってみると、脚を着いた瞬間に「グッ」と押し返される力を感じます。
アディゼロジャパン3のブーストフォームも反発力はありましたが、ジャパン3の場合はある程度スピードをだして、はじめて反発力を感じ始めるものでした。
一方、ペガサスターボ2はゆっくり走っていても、ジョグでも反発力をしっかり感じます。
反発力の効果を一番実感したのは、フルマラソンのレース中。
30km過ぎたあたりで一旦キロ6分くらいのペースに落とそうとしました。
自分的には落としたはずなのに、時計を見るとキロ5分40秒台のペース。
何度か時計を確かめて、ペースを落として調整しているのに思うようにペースが落ちないんです。
体の動きはキロ6分くらいまでゆったりしていたはずですが、
シューズの反発力が影響してストライドが伸びていたのか、脚がはずんで思うほどテンポが落ちていなかったのではないかなと思います。
結局、最後までキロ6分ペースに落とすことができなかったです。
予想外のうれしい結果ですけどw
反発力が大きいとその分、脚へのダメージも心配になります。
が、何度も言っているようにこのシューズは「クッション性」もすごいので、大きなダメージはなかったです。
軽さと通気性について
クッション性と反発力以外のいいところ。
なんと言っても「軽い」!
本当に軽い!
本当に軽いです。裸足じゃないかと思うくらい軽いです。
長い距離を走るには、軽いのが一番だと私は思います。
少し重さが気になるだけでも、マラソン後半で疲労がたまってきたときは脚の運び具合が全然違ってきます。
軽さは正義!
そして、通気性
初代ペガサスターボはアッパーの素材が割と厚めで、通気性もあまり良くなくて、走っていると蒸れるというのが欠点だと聞きます(ネット情報)。
このペガサスターボ2はそこは改善されていると思います。
アッパーの素材は薄手で通気性があるので、蒸れるという感じはなかったです。
気温20度を超えるNAHAマラソンでも私はシューズ内の蒸れや暑さは気になりませんでした!
ただ、ひとつアッパーで気になったのが「素材(生地)の硬さ」。
ガチガチに硬いわけではないですが、薄手のプラスティックのような感じの素材なので、足へのあたりというのか、擦れが少々気になることがあります。
裸足で履いたら、もしかしたら痛いかもしれません。
ナイキ ズームフライやライバルフライを選ばなかった理由
繰り返しますが、ペガサスターボ2を選んだ理由は「軽さとクッション性」。
ペガサスターボ2以外にもフルマラソン用のシューズとして候補に挙げていたのが、同じくナイキの「ズームフライ」と「ライバルフライ」。
ズームフライを見送った理由
今の流行りというか、注目度で言えば厚底シューズの「ズームフライ」がレース用シューズとして選ばれやすいと思いますが、今の私が一番に求めたのクッション性。
ズームフライは厚底のおかげで足へのダメージを軽減してくれる一方、カーボンプレートが大きな反発力を生み出すのが特徴。
その反発力が大きなダメージになるのではないかと気になったのと、そもそも厚底シューズが私の走り方にあっているかが気になったので選択肢からはずしました。
ペガサスターボ2に比べると若干重いのも小さな要因です。
ライバルフライを見送った理由
続いての候補「ライバルフライ」を見送った理由。
ライバルフライはこちらの記事でもレビューしたように、軽くてスピードにのれる快適なシューズです。
耐久性もあるので、フルマラソンでも問題なく使えると思います。
しかし、私が気になったのは「ソールの硬さ」。
厚底っぽい見た目ですが、ソールのクッション性はそれほど高くないです。
クッション性でいうとペガサス36などのランニングシューズのほうが柔らかくて気持ちがいいです。
この硬さ、ハーフマラソンくらいまでなら気にならずに走りきれると思うのですが、フルになると不安です。
実際、普段の練習でも10kmほどのビルドアップ走で使用してますが、コンクリートやアップダウンのあるコースを走ると、走った後に足裏がジンジンすることがあります。
走り方によっても全然違うと思いますが、今の私にはフルマラソンで使用するのに不安があります。
なので、ライバルフライもフルマラソンのレース用シューズとしては見送りました。
練習用としてはとても使いやすいので、愛用しています。
【まとめ】サブ4のレースシューズとしておすすめ!
「ペガサスターボ2」はサブ4ランナーのフルマラソン用のレースシューズとして充分使える!と言うよりも充分すぎる!ということです。
今の私がフルマラソンシューズに求める「クッション性と軽さ」を実現してくれています。加えて、驚異の反発力!
どれも素晴らしいです!
練習不足の私でも、安定してサブ4を維持するためにはもってこいです。
サブ4ランナーのマラソンシューズとしてペガサスターボ2は激しくおすすめします。
私の今の課題は持続して練習できる時間を確保して、一日でも早くサブ3を達成すること。
サブ3を達成するまではこのシューズを使い続けていこうと考えています。
以上「ナイキ ペガサスターボ2」フルマラソン使用レビューでした。
先日のNAGOハーフマラソンは「ナイキ ペガサスターボ2」を着用。ハーフでもクッション性と反発力が威力を発揮!最後まで大きくくずれることなく、久しぶりに快走できたハーフマラソン。 https://t.co/dICrZbxMiL pic.twitter.com/JGLbpztvia
— マラソンはじめました (@marahaji_jp) February 9, 2020
ちなみに、サブ4ランナーの私の普段の練習内容はこちら。
限られた時間でなるべく効果の高い練習方法を模索しています。
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