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【ナイキ ズームライバルフライレビュー 】スピード練習が気持ちよくなるシューズ

シューズレビュー

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この記事を書いた人
ヒガダイ。【フルマラソン自己ベスト3時間23分】1976年生まれの運動経験なし。30代なかばでマラソンに挑戦してはまる。結婚、子供の誕生で一時期マラソンから遠のいたが、40過ぎて再びサブ3を目指しいる!


マラソン用のシューズは軽さが命のヒガダイです。

本日は「ナイキ ズームライバルフライ(NIKE zoom rival fly)」のレビューです。

ヒガダイ
ヒガダイ

練習用に購入したナイキの新作「ライバルフライ」。ジョグで使うよりも、インターバルなどのスピードトレーニングに最適!

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ズームライバルフライは軽くてスピード練習に最適

結論から言いますと、スピード練習に適したシューズです。ゆっくり走るよりも、スピード向けです。一週間ほど使用してみたところそんな感想です。

理由は、このシューズの軽さと反発性です。

軽くて脚がよく回る

まずはこの軽さ。本当に軽いです。

見た目はペガサス35に似ていて割と厚底チックで一見軽そうには見えませんが、持ってみると軽いです。

履いてみるともっと軽さを感じます。軽いので当然、脚が軽く速く回ります。

試しに軽く100mを流しをしてみても、快適にテンポよく脚が回るのを実感できます。

本当に軽いです(2度言いました)。この軽さがスピード練習にはちょうどいい理由の一つです。

スピードをだすと跳ねる

つづいてクッションと反発性。

このシューズ、ゆっくり走ると見た目ほどのクッションを感じません。

ソールに厚みはあるんですが、ミッドソールの素材がわりと固いです。そのせいか、期待したクッション性は感じません。

が、スピードをだすと化けてくれます

ゆっくり走ったときはそれほど感じなかったクッションですが、スピードをだすと程よく反発して跳ねます。

ヒガダイ
ヒガダイ

前足部に仕込まれたズームエアーがいい仕事をしてくれている感じです。

ビヨーンとくる強力な反発力ではないですが、テンポよくサクサクと自分の脚で走っているのを感じられる、程よい反発力です。

ある程度のスピードで走ることを前提に作られたシューズなんだろうなぁと感じます。

そんな「軽さ」と「反発性(スピードを出したときのバネ)」のおかげでスピード練習が快適に行えるので、私はこのシューズがスピード練習向けだと思いました。

逆にLSDなど、ゆっくり走るだけのジョグにはあまり向いていないと感じます。人によっては使いづらさを感じるんじゃないかなぁと思います。

その辺の理由について。

ゆっくりジョグには不向き

前述したように、ゆっくり走ったときのクッション性があまりありません。

薄底のシューズに比べれば柔らかいほうですが、ナイキのリアクトフォームやルナロン、アディダスのブーストなど、今どきの素材に比べると固いです。

前足部のズームエアーもゆっくり走っているときは充分に反発してくれません。

そして、着地の際の安定感もペガサスシリーズに比べると劣ります。

安定感が悪いわけではないのですが、なんと言うか、しっくりくる安心感に欠けます。

着地した瞬間にしっかり支えてくれている安定感が今ひとつです。

なので、ゆっくり長く走るようなジョギング(LSDなど)はあまり気持ちよくないです。

そういう目的で使用するなら、ペガサス35を選んだほうがハッピーになれます。

履き心地や特徴について

このシューズは見た目にも特徴があります。その辺のところをご紹介。

角が生えた特徴的なかかと

ナイキ ズームライバルフライ かかと

見た目で一番特徴的なのはこのかかとの形状ですね。

これはペガサス35から採用されている形状で、あのモーファラーのアイディアだとか。

アキレス腱を快適にするための工夫のようですが。

私はこのタイプのかかとは初めてだったので、正直違和感がありました。

なんと言うか、靴下が脱げかけているような感じというか。。。

アキレス腱が自由になる分、ホールド感が甘いような感じがあります。

気のせいか、走っているとかかとが少々浮くようなホールドが甘い感覚。

アキレス腱まわりが抑えられていないからそういう感じがするだけで、実際は浮いていないのかもしれませんが、履きなれるないと違和感があるのは確かです。

シートベルトみたいな靴紐まわり

ナイキ ズームライバルフライ 靴紐

このシューズのもうひとつの特長は「靴紐」まわり。

独特な形状をしていて、靴紐をグッと締めると、まるでシートベルトを締めるように足の甲をしっかりとサポートしてくれます。

このサポート力のおかげで、アッパーのフィット感は結構安定しています。

また、シュータンが薄いので、余計に靴紐のフィット感を感じられます。

薄手のアッパーで通気性あり

ナイキ ズームライバルフライ アッパー

アッパーは結構通気性がいいです。

ペガサスシリーズはアッパーに厚みがあって、結構圧迫感がありますが、このライバルフライはそんなことはありません。

レース用にも使えるように、薄手で通気性の良いつくりです。

ナイキ ズームライバルフライレビューまとめ

一番最初の結論で書いたことですが、やっぱりスピード向けのシューズです。

実際履いて走った感触、シューズの作りをみても、ゆっくりのんびり走るより、ある程度のスピードで走ると快適なシューズになってます。

レース用として作られているようなので、ハーフマラソンやフルマラソンでも試してみたいです。

いきなり本番で使うのはちょっとこわいので、まずはロング走など練習でなんどか様子を見て試してみます。

レースで使用したら感想を掲載したいと思います。

ヒガダイ
ヒガダイ

フルマラソン用シューズでの使用を検討していましたが、見送りました・・・

その理由はこちらの記事で。

私がレースシューズとして使っているのはこちら!

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